被害者モードから逆ギレへ|「俺が悪い」「どうせ俺なんて」が口癖の夫

夫は、何かあるたびに、

「俺が悪い」

「どうせ俺なんて」

と言います。

一見すると、自分を責めているだけに聞こえます。

でも夫は、「俺が悪い」と言っていたかと思えば、次には「お前が悪い」と私を責めます。

とにかくコロコロ言うことが変わります。

しかも、自分とは関係のないことまで突然「俺が悪い」と言い出します。

そして、その話は「俺が悪い」で終わりではなく、最後は必ず私が責められます。

たとえば私が、

「今日、天気悪いね〜」

と言うと、夫は、

「俺が悪いっていいたいんだろ?」

私は夫を責めたのではなく、ただ天気の話をしただけです。

こんな会話が、毎日あります。

「俺が悪い」と言っていた人が、なぜ最後は私を責めるようになるのか。実際の会話とともに書いていきます。

目次

「俺が悪い」「どうせ俺なんて」が始まる日常

導入に書いた天気の話は、ほんの一例です。日常のいろいろな場面で、こんなことが起きます。

夫がコーヒーをテーブルにこぼしたときは、盛大なため息をつき、この世の終わりのような顔をして、

「俺が悪い」

「俺が悪い」

と、大げさに騒ぎ始めたことがあります。

私からすると、わざとこぼしたわけでもないんだから、まず

「ごめん、かからなかった?」

と相手を気にして、あとは拭けば済む話です。

こぼしたことより、そっちの騒ぎのほうが面倒です。

外で転びそうになったときには、

「大丈夫?怪我してない?」

と声をかけました。

返ってきたのは、

「お前に恥をかかされた」

え?なんで?(笑)

心配して声をかけただけなのに、なぜ私が恥をかかせたことになるのか。

そのままそこで転んどけ、と思いました。

そして夫が、

「俺が悪い」

「どうせ俺なんて」

と言い始めると、そのあと私への暴言や人格否定に変わることがあります。

私をさんざん否定して、怒鳴り散らしたあとに出てくるのが、

「俺のこと愛してる?」

「ハグして」

「キスして」

です。

本当に気持ち悪い。

さっきまで私を責めていた人が、その直後には愛情確認をして、慰めやスキンシップを求めてきます。

こういうやり取りを何度もしてきたので、今では、

「あ、また始まったか」

と思っています。

うつの可能性も考えた

夫がなぜこんなにネガティブなことを言うのか、私はネットや本で調べました。

「俺が悪い」

「どうせ俺なんて」

と自分を責めるような言葉は、うつ病でも見られることがあります。厚生労働省の資料でも、うつ病では自責感や罪責感に苦しみ、自分を強く責めてしまうことがあると説明されています。

参考:厚生労働省|本人支援のための具体的アプローチ(うつ病の自責感・罪責感について)

そこで私は、夫にうつなどの精神的な不調がある可能性も考えました。

精神科の受診を勧めたことも、一度だけあります。

「俺が悪い」「どうせ俺なんて」といった言葉が続くことに加えて、怒りも抑えられずに怒鳴ったりするので、何か精神的な不調があるなら専門家に相談したほうがいいと思ったからです。

でも夫は、

「俺は正常だ!」

とキレて受診を拒否しました。

そのため、夫に医学的な診断はありません。

夫は母親から怒鳴られるなどの経験をしてきたと本人から聞いています。

ただ、現在の夫は、怒鳴る、物に当たる、人格を否定する、自分の失敗を私のせいにするといったことを繰り返しています。

また、夫の言動を見ているうちに、育った環境だけでは説明できない部分もあるのではないかと考えるようになりました。

そのことについては、こちらの記事に書いています。

慰めを求め、最後は私を責める

「俺が悪い」

「どうせ俺なんて」

と言われるたびに、最初のころの私は、

「そんなことないよ」

「あなたは悪くないよ」

「どうしてそう思ったの?」

と慰めたり、話を聞いたり、本人がそう思う理由を一緒に考えたりしていました。

「うん、あなたが悪いね」

と返すわけにもいかないので(笑)、落ち込んでいるなら少しでも楽になればと思っていたんです。

私が何を言っても、また、

「どうせ俺なんて」

が始まることもあれば、そのまま感情がどんどん大きくなり、最後は私に怒鳴ったり、暴言を吐いたりすることもあります。

結局、何を言っても気に入らないんです。

こちらがどれだけ言葉を選んでも、また「どうせ俺なんて」が始まるか、そのまま怒り出します。

いいかげん、こんな茶番に毎日付き合わされると疲れます。

そこで、

「そんなことないよ」

を言わずにいると、今度は、

「お前は俺のことをどうでもいいと思ってる」

「俺は誰にも愛されていない」

が始まります。

これが何度も続いて、今は「俺が悪い」「どうせ俺なんて」が始まっても、私はもうほとんど相手にしなくなりました。

こんな毎日で、私の心身が壊れた

以前の私は、

「この人は自己肯定感が低いだけなんだ」

「話を聞いて寄り添えば少しは楽になるかもしれない」

と思っていました。

だから、

「俺が悪い」

「どうせ俺なんて」

が始まれば、

「そんなことないよ」

と声をかけ、話を聞き、夫が落ち込んでいれば励ましていました。

でも、それを続けても夫からの怒鳴り声や人格否定はなくなりませんでした。

ある日、いつものように夫から人格否定をされている最中に、

「お前は頭がおかしいから精神科へ行け」

と言われました。

私は、

「そこまで言うなら行ってやるわ」

と思い、夫には言わずに精神科を受診しました。

診断されたのは、適応障害、パニック障害、不眠、自律神経の不調でした。

私はそれまで、「パニック障害」と聞くと、倒れたり過呼吸になったりするものを想像していました。

でも診察では、私に起きていた強い動悸だけでなく、顎が強くこわばって激痛が出ることも、パニック症状として説明されました。

→ モラハラで適応障害・パニック障害になった話はこちら

当時は、夫のためにできることがあるなら何でもやろうとしていました。

今は、

「俺が悪い」

「どうせ俺なんて」

が始まっても、以前のように一つひとつ言葉を返すことはしていません。

返しても、「そうなんだー」くらいです(笑)

夫が怒鳴り始めても、まともに付き合いません。

私が夫との間に境界線を引いてから実際にやめたことや、その後についてはこちらの記事に書いています。

→ 境界線を引いてみたらどうなった?|夫は変わらなかったけど私が楽になった話

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